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マイナンバーカード

Last Updated on 2021年6月28日 by 院長

先日、マイナンバーカードの電子証明書の更新のため、区役所に行きました。

平日の午後だったのですが、私が受付したときには、マイナンバー関係は16人待ちでした。他の窓口は0人〜2人待ちくらいで、混んでいる感じではなかったです。

今はマイナンバーカードの手続きをする方が多いようで、受付窓口は、5つくらいありました。ただし実際に暗証番号の入力をする端末は2つぐらいしかなく、17時すぎてもまず終わらないだろうな、という進みかたでした。結局、役所に着いてから手続き終了まで1時間以上掛かりました。

マイナンバーカードは、今でもコンビニの行政サービス端末で、住民票や戸籍謄本、印鑑登録証明書などを役所に行かなくても簡単に入手できるので、大変便利です。源泉徴収の際に求められたり、e-Taxで使ったりと、ここ数年、頻繁に使いました。

アメリカではsocial security numberというものが昔からあり、要するに日本のマイナンバーと同じようなものですが、向こうに行って一番最初の手続きがそれでした(ないと銀行口座が作れない)。小さな紙製のカードで、写真はなし。それに比べると日本のマイナンバーカードの方がいろいろできるので便利じゃないか、と少し思いましたが、考えてみると、住民票、戸籍謄本、印鑑証明は、すべてアメリカにはないので要りませんね。身分証明書は基本的に運転免許証だったし(パスポートは持ち歩いていなかった)。

3月からは、マイナンバーカードを健康保険証のように使うことができるようになるそうです。マイナンバーカードを使うメリットは、オンラインで保険資格情報が確認できる(保険証が切れている方がときどきおられます)のと、お薬手帳のようにレセプトからの処方情報が紐付けされるようで、運用されれば便利かもしれません。ますますHMネットは要りませんね。ただ、みなさんが健康保険証のために慌てて申請している、というわけではないと思いますので、どこまで普及するのかは分かりません。(追記:取得率が25%という報道がありました)

マイナンバーカードを使ったオンライン資格確認端末のクリニックへの導入費用は、国が全額負担してくれるそうです。さらに新型コロナウイルスのワクチンもマイナンバーカードと紐付け、運転免許証も、とかいう感じで、今の政府は本気でマイナンバーカードを普及させようとしているようです。

当院でも写真のオンライン資格確認端末(PFUのもの)を導入予定ですが、時期は未定です。