皮膚の病気

手あれ(追記あり)

モイスポリア

Last Updated on 2020年5月17日 by 院長

最近、手あれで受診される患者さんが目立ちます。正式には「進行性指掌角皮症」と言います。

新型コロナウイルス感染対策としての、頻回の手洗い・手指消毒で、手の皮膚を保護するバリアが破綻し(ガサガサになり)、いわゆる刺激性皮膚炎を生じてきます。アレルギーではありませんので、誰でも起こる可能性があります。特に、もともとバリア機能の弱いアトピー性皮膚炎の方は起こりやすいです。

対応としては、

炎症を治す薬を使う。

刺激を避ける(ゴム・プラスチック手袋をする、皮膚の保護クリームを塗る)。

手洗いのあとは保湿をする。

ことが重要です。

当院ではモイスポリアという、皮膚に保護膜を作るハンドクリームを取り扱っています。

モイスポリア パンフレット

サンプルもお渡し出来ますので、ご希望の方は、お申し出ください。

ウイルスを恐れるあまり、手あれでバイ菌がついてしまったら本末転倒です。

手を大切に!

 

追記:イラストを送ってもらったので、掲載します。