Qスイッチルビーレーザー

Last Updated on 2025年3月9日 by 院長

適応疾患

保険適応:太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑、外傷性色素沈着症

それ以外の茶あざ、黒あざ(特に老人性色素斑)は自由診療になります。当院では今のところこちらがメインです。

使用機材

Qスイッチルビーレーザー MODEL IB103

治療のメカニズム

治療の実際

ペンレステープまたはエムラクリームで表面麻酔をします(しない場合もあります)。

1時間くらい待ったあとで、レーザー照射を行います。

レーザー照射

ここからは実際の画像です(院長の前腕の老人性色素斑)。

照射前
照射直前 ペンレスを貼って剥がしたところ
照射直後
照射直後
照射後被覆材
照射後に被覆材を貼付
照射後テープ
さらに肌色のテープで覆う
2週間後
2週間後 かさぶたが剥がれています
2週間後 拡大
2週間後の拡大 茶色い色調がなくなっています

レーザーの照射直後は白くなります(immediate whitening phenomenon)。

照射後はすこしひりひりしますが、時間と共に収まってきます。

照射後1−3ヶ月で、50%くらいの方は再発のように茶色くなってきます、。これは炎症後色素沈着といって、レーザーによる刺激に対する反応です。遮光やハイドロキノンによる後処置を継続していると、徐々に色調が薄くなってきます。

経過は順次追加していきます。