マッキントッシュ
MacでWindowsを使う
Last Updated on 2022年9月8日 by 院長
Macユーザーに戻ったことは、以前のブログに書きました。
今はMacとWindowsは、ソフトにかなり互換性があり、大抵Macでも不便はありませんが、どうしてもWindowsを使わないといけないことが時にあります。Excelのマクロとかですね。
私の場合はなんといっても給与の振込などで使うインターネットバンキングが電子証明書方式で、対応しているのがWindowsだけ、というのが一番困っていました。私のWindowsマシンは、現在はインターネットバンキングのみに使用していて、まだそんなに古くないのですがすでに息も絶え絶え、もうすぐ壊れそう、という感じで、しかし買い換えるのもなあ、、と思っていました。
「MacでWindowsを使う」というのは、昔から一定のニーズがあるらしく、Boot CampというApple謹製のソフトもあるのですが、intel版に限る、ということで、M1とかM2とかのArmアーキテクチャのMacには現時点でも対応していません。
Parallels Desktopという仮想化ソフトがM1 Macにも対応しているのは知っていたのですが、動かせるのがArm版Windows10で、いわゆる開発者用のinsider programのものしかないということで、使う気にはなれませんでした。
ところが先日見つけたネットの記事によると、Arm版Windows11の正規版をMicrosoft Storeで購入できるというではないですか!!
早速、Parallels Desktop 18 for Macの試用版をダウンロードして使ってみました。
記事の通りで、簡単にArm版Windows11をダウンロードでき、(無料でそのまま使えそうでしたが)正規ライセンスの購入も可能で、Mac上でいとも簡単にWindowsを動かすことができました。MacとWindows間でファイルの共有やコピー・ペーストなども容易です。さらに、最も肝心のインターネットバンキングの電子証明書も導入することができ、問題なく使えています。atokもWordなどで使えます(ただしEdgeでは多分無理でIME)。
セキュリティソフトは仮想化Windowsの方にも別に導入した方が良いらしいのですが、Arm64bitに対応するソフトはほとんどないです。探した限りESETだけが対応していたので、そちらを新たに導入しました。これまでWindowsパソコンでつかっていたマカフィーは今後も対応する予定はないようだったので、お払い箱です。
これでめでたくWindowsマシンとは(個人使用のパソコンに関しては)決別することができます。COREL様、有り難うございました。